おりものの量が増えて、さらに悪臭がする時は、トリコモナス膣炎の疑いがあります。
どのような病気なのでしょうか。
おりものの変化が特徴
トリコモナス膣炎は、原生生物のトリコモナスが原因でおこります。
原生生物とは、菌界、植物界、動物界にも属さない生物の総称で、分かりやすくいうとアメーバやゾウリムシなどの仲間になります。
肉眼では見えませんが、顕微鏡で確認できるので、病院での検査も顕微鏡で行います。
トリコモナス膣炎は、性行為で感染することが多く、患者のほとんどが女性で、男性への感染はあまりありません。
これは、尿と一緒にトリコモナスが排出されることが多いから、と考えられています。
トリコモナス膣炎の主な症状は、魚が腐ったような生臭い臭いがあります。
おりものが臭う場合、一番に疑われるのがこの病気です。
また、色が黄緑や黄色に変わり、あわだったおりものがでます。
おりものの変化以外でも、陰部の痒みや、性交時に痛みを感じたりします。
▽ 最新「おりもの・臭い異常」投稿体験談
カンジダの再発が多く、出先でも心配が絶えない状態が続いていました。こちらの持ち運びのできるスティック洗浄を試したところ、痒みも、白いカスもきれいすっきり無くなり安心が出来ています。状態が良くないときはポーチに入れて外出しています♪
以前カンジダを患い、病院で薬を処方してもらっていましたが、再発。カンジダは再発する事が非常に多いと聞いていましたが、油断をして日常的なケアは怠っていました。思い返せば、ボディーソープで膣も洗ってしまっていた事が大きな過ちでした。。普通の石鹸に比べて少し高いですが、膣内ケアに適したボディソープを使うように切り替え、その後の再発は一切なくなっています。
白いオリモノが出るようになってから暫く放置していました。痒みがあり、心配だったのですが病院へ行く勇気が無く。。ネットで検索したところ、ポロポロしたオリモノがカンジダの症状と分かりました。ずっとボディソープで性器を洗っていたのがいけなかったみたいです。コラージュフルフル泡石鹸に変えたところ、すぐに変化を感じました。症状が治まり、痒みも止まりました。良い石鹸と出会えて本当に安心しました。
痒みは強くなかった為、病院には行かず暫く様子を見ようと思い、こちらのデリケートゾーン専用石鹸で日々のケアを行うように努力をしています。3ヶ月経過し、ケアを開始する前から比べ格段に白いカスの量が減り、今では殆ど気にならない程度になりました。
おりものの臭いの原因
トリコモナス膣炎ではおりものが生臭くなる、と伝えましたが、これは病気自体がおりものに臭いをつけるわけではないのです。
膣内には乳酸桿菌という菌がいて、膣の環境を整え、他の細菌の増殖を防いでいます。
トリコモナスに感染すると、膣内の乳酸桿菌が減ってしまい、普段は増殖できない他の細菌が増えることで、おりものが臭くなるのです。
症状が出ない人もいる
トリコモナスに感染した人の5~6割の人がおりものが多くなったと感じるのですが、2~3割の人は症状が出ないこともあります。
また、中には膣から尿道に感染するケースもあります。
性行為パートナーの治療も必要
トリコモナス膣炎は性行為で感染することがほとんどなので、感染が見つかった場合は、性行為パートナーの治療も必要になります。
男性には感染することは少ないですが、絶対に感染しないとはいえません。
特に男性は感染しても症状がほとんどないため、感染に気がつきにくく、性行為をすることで、お互いにうつしあうピンポン感染を防ぐためにも、お互いの治療が必要になります。
トリコモナス膣炎は、他の性感染症に比べてあまり知られていませんが、知らないうちに相手にうつしてしまうこともあります。
きちんと治療すれば完治する病気なので、おりものが臭い、黄緑色っぽくなった、といった変化に気がついたら、なるべく早く受診しましょう。
多くの臭いの原因の元は「膣内環境の悪化」によるものです。この悪化してしまった膣内の環境を整備してあげることが重要です。
効果が非常に高く人気のある対策として、下記の3つがおススメの対策です。